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[告知]第9回団体交渉の日程決まる

2017年12月6日の第8回団体交渉から約2年ぶりの団体交渉。第8回団体交渉で交渉が行き詰まったことと、主たる職場闘争が不当労働行為(労組法7条2と1・3)からの救済に移った為、この間、団体交渉を持つ余裕が無かったが、一事務局職員として要求・意見書を出さざるを得なかった昨年末の労使協定の内容と在り方に問題があり、今後有り得る就業規則変更に備えて団体交渉を行うこととした。

我が組合は、2019年12月17日付で「団体交渉開催要求書」を協会に送付。協会は期日が合わないとのことで、期日指定の回答が2019年12月24日に来たことから、第9回団体交渉の日程は以下の通りとなった。

【日 時】2020年2月7日(金)18:00~(20:00)
【会 場】TKP浜松町ビジネスセンター ミーティングルーム(8C)
     〒105-0013 東京都港区浜松町2-7-17 イーグル浜松町ビル

我が組合は協会に協会会議室で団体交渉を行う様に要求したが、またもや、近隣の貸会議室を使用。18:00以降協会会議室の利用予定なんてないだろう。会議室が空いてない、若しくは、他の協会事務局職員に聞かれたくないなら、いつも密談で事務局長以下管理職が私物化している役員室でもいいんだが、どうかね?

そして、第9回団交議題は以下の通り。

(1)先般の三六協定締結について
(2)上記(1)に係る就業規則・職員給与規程の見直しについて
(3)今後の労使協定締結の在り方について

(4)その他労働条件について

現在、労働委員会で闘っている申立事項に関連する団交議題ではないので、協会事務局職員にも身近で、解りやすい内容だろう。我が組合にまだ加入していない協会事務局職員諸君も、協会に対して要求があるならば、事前に教えてもらえれば検討するし、いや、ちょっと興味があるから当日参加してみたいという方がいらっしゃったら、… 続きを読む

[職場闘争]「働き方改革」関連法施行後の三六協定他労使協定を締結 part 3〜「権利の上にねむる者…」でいいのか?〜

前回、part 2からの続きである。質疑応答と当該組合員と管理職の応酬の際に、現在、東京都労働委員会で組合に不当労働行為(支配介入・不利益取扱い)の張本人として申し立てられている水内事業課課長代理から「この時間は労働者代表を選出する為に仕事が忙しい中で皆んなが集まったんじゃないんですか? 総務課長の説明で十分で、xxさん(当該組合員のこと)とのやり取りは別な日や時間にやってください」という意見が出た。
毎度の様に何だか突っ掛かる物言いは不快だったが(笑)、成る程、彼女の意見は御尤も、一理ある。そこで、当該組合員が「水内さんの今の意見には一部賛成です。だから、要求・意見書にも書いたんですが、もっと時間的な余裕を持って労使で話し合ってから労働者代表を選出し、労使協定を締結すべきなんですよ。それに、皆んな忙しいのはわかっているんだから、時間的な制約が課せられる一堂に介して挙手を求める様な選出方法ではなく、投票で代表選出をした方がいい」と言ったところ、水内事業課課長代理は「私は投票には反対です!」と。うーむ、投票制の利点について一応その理由も言ったんだが、何をもって反対なのか解らんが、それもあなたの意見なんでいいんだけど、皆さんどうよ?…と思ったが、特にどうという他の職員からの意見は出なかった。

古屋総務課長は、当該組合員(今回は一事務局員としてだったが)の要求について歯牙にもかけないということではなく、今後の課題として検討するという“前向き”な姿勢を示してくれたので、改めて、事務局職員や組合との団体交渉マターになると理解し、当該組合員はこれ以上協定内容に再意見・再要求はせず、労働者代表選出に移った。
当該組合員から、管理職が労働者代表選出を仕切るのはいかがなものかという指摘(本報告記事のpart 1参照)があったからか、管理職は黙って推移を見守り、選挙権を行使するに留まり、結果、過半数の同意を得、職員Yが労働者代表として選出された。 続きを読む

映画評「家族を想うとき」

年末年始の休みで、ケン・ローチ(Ken Loach)監督の映画「家族を想うとき」(2019)を観ました。
ケン・ローチ監督はイギリスの映画監督で、主な作品のモチーフとして、貧困・ホームレス・労働などの社会問題を取り上げることで良く知られ、その社会批評への眼差しから、高い評価を得ている監督です。

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JOSS BARRATT, SIXTEEN FILMS 2019 / © SIXTEEN SWMY LIMITED, WHY NOT PRODUCTIONS, LES FILMS DU FLEUVE, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, FRANCE 2 CINÉMA AND THE BRITISH FILM INSTITUTE 2019

邦題「家族を想うとき」の原題は“Sorry We Missed you”です。最初、“Sorry We Missed you”は「(私たちは)あなたがいなくてさびしい」という意味かな?と思いましたが、どうも宅配便の不在票の決まり文句で「お届けに来ましたが、ご不在でした」という意味らしいことが、映画を観ていて解りました。映画の主人公リッキーは宅配便の運転手・配達員です。
洋画を観る際いつも原題は何かをチェックしていますが、この映画も“Sorry We Missed you”を敢えて「家族を想うとき」とする理由が解らず、原題そのままの方が良かったのでは?と思いました。しかし、“Sorry We Missed you”を「お届けに来ましたが、ご不在でした」という邦題にすることもできたでしょうが、「家族を想うとき」はこの映画の主人公目線から、そして家族から見えた主人公(夫・父親)は“Sorry We Missed you”なのだろうと、邦題「家族を想うとき」は“想い”のベクトルの違いについて、割と練られて付けられたのかもしれないと、映画を観終わってから考え直したのです。

映画のあらすじは、本作の公式サイトをご覧いただければ、大凡のことは解ると思いますが、以下の通りです(記憶を元に書いているのでディテールに若干間違いがあるかもしれません)。
director_photo_02舞台はイギリス北東部。元建設業だった主人公のリッキーは家の購入の為に宅配業の配送ドライバーとして宅配運送会社と「個人事業主」として業務請負、フランチャイズ契約を結びます。そこで会社の現場監督のマロニー(この役を演じている人は俳優ではなく現役の警察官らしいが、やけに演技が上手い)から「勝つも負けるも君の頑張り次第だ」と告げられます。しかし、配送車をレンタルするか購入するか、いずれにしても多額の初期投資を強いられます。配送車の購入資金の為に、介護士の妻アビーが訪問介護で使用している自家用車を売り、配送車を購入します。この様にフランチャイズ契約で働き始めたリッキーですが、思っていた様な報酬を得られず、週6日・1日14時間も働く羽目になり、家族と一緒に過ごす時間などほとんどなくなりました。配送車の購入を巡っても妻アビーとの関係も悪くなり、夫婦間のいざこざや家庭を顧みる余裕のない両親の生活は、子供達の情緒にも悪影響を及ぼします。
配達スケジュールに拘束され、休むこともできず、何かと契約上の罰金や損害賠償で雁字搦めにされ、個人事業主で仕事の請負にも拘らず、自由で裁量的な働き方など全くできないことに驚きます。これでは雇用され、管理監督されている労働者と何ら変わらないばかりか、おまけに「個人事業主」の為、労働者保護の権利も及ばないという過酷な労働の現実がありました。 続きを読む

謹賀新年 〜Happy new year!〜

first sunrise 2020

First sunrise of the new year 2020

あけましておめでとうございます Happy new year!

旧年中は我が組合への多大なるご支援をいただき厚く御礼申し上げます
本年も引き続きご厚情賜りますようお願い申し上げます

We much appreciate that a lot of workers and people supported our union in 2019. Furthermore, we hope we would be supported by everyone continuously in 2020.

生きづらさを抱えるみなさん、闘う労働者のみなさんの前進と勝利、そして、戦争や搾取、差別、雇用不安のない平和な社会が世界に訪れるようにがんばりましょう!

We will try to promote treatment and welfare for workers and for people with disabilities. Let’s fight against war, exploitation, discrimination and unstable employment, and build a peaceful world. Unite!

2020年1月1日 Jan. 1st, 2020

東京南部労働者組合・日本知的障害者福祉協会
組合員一同

The branch labor union for secretariats of Japanese Association on Intellectual Disability(JAID union/Nanbu Roso)
All union members

[職場闘争]12・27協会前情宣行動 〜“労働者の敵にはのんびりと正月を過ごさせないぞ!2019” 仕事納め情宣〜

2019年12月27日(金)、東京は昨夜は雨であったが、夜半に雨も上がり、当日は比較的温かな朝になった。
多くの職場は、今日仕事納め。協会事務局も仕事納め。これまでの協会前情宣と同様、そして2018年末の“仕事納め”情宣の様に、団交から逃げ回る輩や組合敵視をする輩など“労働者の敵”にゆっくりと年末年始の休暇を楽しませてなるものか!…ということで、協会事務所前他での13回目の現場情宣行動。前回7月の社会福祉士養成所スクーリング情宣以来、約5ヶ月ぶりの現場行動だ。
南部労組他、東京都下の地域合同労組の仲間16名に結集していただき、いつものように協会事務局のあるKDX浜松町ビルの正面玄関・通用口の二手に分かれ、ビラ配布をお願いし、当該組合員はビル正面でマイク情宣を開始した。

本日の情宣行動で用意した情宣ビラは、2018年2月から始まった不当労働行為救済申立・日本知的障害者福祉協会事件のこれまでの経過先日行われた新「三六協定」他労使協定の締結の在り方、それと絡めて「働き方改革」関連法による時間外労働・休日労働規制のあらまし、サービス残業・無報酬労働などを許してはならないことを協会事務局職員や地域の労働者のみなさんに訴えた。 続きを読む

[職場闘争]「働き方改革」関連法施行後の三六協定他労使協定を締結 part 2〜労働者代表選出前の質疑応答・応酬から〜

前回、part 1からの続きである。2019年12月16日(月)は、強引に日程を設定されてしまった、労働者代表の選出日である。

前回でも記したが、当該組合員の要求並びに意見書について、協会の見解と回答が古屋総務課長からあった。当該組合員(今回は已む無く一事務局員として、以下同様)の要求・意見・指摘に全てではないものの、できる限り答える努力を行ったことは、誠実な対応として評価すべきことだと思う。
ただし、遺憾ながら、こちらの要求にはゼロ回答、そのほぼ全てが受け入れられることがなかったことと、当該組合員の要求や指摘について理解不足があるのではないかと思うところ、そして、わざと答えないこと、それにも況して、最も重要な問題は、組合や各職員に検証の時間的猶予を与えなかったことだ。

当日、労働者代表選出に先立ち、一通り、古屋総務課長の説明が終わった後、説明に不十分さを感じた当該組合員は、改めて質問を行った。当該組合員の一事務局員の立場で提出した要求並びに意見書は、part 1の報告記事を参照頂きたい。 続きを読む

[職場闘争]不当労働行為救済申立・日本知的障害者福祉協会事件 第14回調査報告 & 第15回調査告知

不当労働行為救済申立・日本知的障害者福祉協会事件 第14回調査が、2019年12月3日(火)15:00から東京都労働委員会審問室において行われた。協会側は協会顧問弁護士と太田常任理事、古屋総務課長、三浦政策企画課長。我々組合側は当該組合員の他、南部労組の仲間5名が集まってくれた。

今回は前回から引き続き、水内事業課課長代理の支配介入・不利益取扱いの件についての和解協議についてである。これまで我々組合は「第三者非開示」「口外禁止」条項は認めない、その様な条項を和解協定書に記載することを前提とするならば、和解自体に応じる気は毛頭ないことは本事件審査の場で主張し続けて来た通りである。
そこで、今回はそれを踏まえた上での公開の在り方と和解文言の微調整を協議することとなった。

尚、今回は和解へ向けての大詰めの協議であることから、和解内容についての詳細な記述は控えるが、大筋の件はこれまでも本組合掲示板ブログで報告してきたことと然程変わらないので、気になる方は過去記事をご覧頂きたい。
それでも、今回、協会の和解協定書の公開の仕方と突然言い出した言い訳がましい詭弁と、後に都労委事務局とのトラブルについては若干触れたいと思う。 続きを読む