[職場闘争]第8回団交報告 part 2 〜水内事業課課長代理の不当労働行為を中心に〜

本団交の主要議題である、2月の起こった水内事業課課長代理の組合員への不利益取扱い・不当労働行為について協議を行った。part 1では若干その経緯を記したが、一体何が起こったのか9月14日付で協会に送付した「第6回団体交渉において協議された事項に関する要求書」から当該の記録をここに転載する。

2017年2月24日
10:45頃
 当該組合員の作成した「平成29年度研究会員のおすすめ」パンフレット案(以下、パンフレット案と略す)の稟議・決裁を得るためにI事業課係長(以下、役職名・敬称略)が水内事業課課長代理(以下、役職名・敬称略)に見せ、それに水内が役職名の入った決裁印押印用のスタンプを押し(これで稟議し決裁を行えということか)、Iに渡した。Iが押印した上、作成し起案者である当該組合員も印鑑を押し、それをIが水内に手渡した。その直後、水内がIに対して「もう一部コピーをください」といい、当該組合員が同一のパンフレット案をもう一部出力しIに渡し、それをIが水内に渡した。
その後、本来であれば決裁印が押されたパンフレット案が起案者に戻って来るはずであるが、Iに水内が「了解取れました」と言ったきりで戻って来ない。当該組合員が不審に思い、Iに本来起案者に戻って来るべきものが戻って来ないのはおかしいのではないかという話をした。
16:45頃 上記の経緯と当該組合員の訴えを受けて、Iが水内に起案文書はどこにあるか、いつも起案者に戻っているし、当該組合員が過去のものからファイリングし、保管している旨を話した。そして、決裁印の押されたパンフレット案は水内が保管していることがわかった。そのコピーをIが受け取り当該組合員に渡したが、それは起案者である当該組合員の印鑑が押されていないものであった。
17:00頃 不可解に思った当該組合員が水内に「私は印鑑を押したがこのパンフレット案には私の押印がない。それはなぜか。その文書はどうしたのか?」と問い質したところ、水内は「捨てました。Iさんのだけでいいから」と言い、それ以上の理由や納得の行く説明はなかった。

この事件について我々組合は、昨年4月の水内事業課課長代理の組合敵視・支配介入言動と併せて、課長代理という職位を利用したハラスメント・嫌がらせ行為であるばかりでなく、組合員の業務からの排除を企図した不利益取扱い=不当労働行為とし、協会へ、その調査と報告を求めた。その調査が11月15日に行われ、同月21日にその報告がメールで組合宛にあった。その内容はこのようなものであった。

「貴組合から申し出のあったxxさんに対する『課長代理のハラスメント及び不当労働行為』については、11月15日に、xxxx弁護士も立会の下、事実確認を行った結果、研究会員に関するパンフレット作成業務に関しては、担当ラインとして適正に処理されたものと判断した。
稟議書の修正については、課長代理の職責において行われ、係長にもその旨の説明があり、押印され、上席者の決裁を受けている。他の業務を担当するラインにおいても同様の業務処理も行われることもあり、業務遂行上の問題はなく、今回の申し出については、嫌がらせや業務妨害には当たらない。
しいて言うならば、締め切りが迫る中での作業であり、担当ライン内でのコミュニケーションの不足が見受けられるので改善に努める必要がある。」

まともな回答を協会が寄越すとは最早期待はしていなかったが、こういう開き直り方をするとは思わなかったな。晩御飯を食べながらこの報告を読んでいて、あまりのことに食べていた晩飯を吹き出してしまった。(噴飯!笑)
どこの世界に起案者の文書を勝手に破棄して、同一起案文書を作り直して決裁を得る管理職がいるのだろうか? この組合掲示板ブログをご覧の方で「そんなの普通だよ」という方がいらっしゃったら教えて欲しい。20数年協会で事務仕事をしているが、こんなことをされたことは一度もない。いやはや…。

当該の起案文書を水内事業課課長代理がごみ箱に捨てて、同一起案文書を作り直したということを認めつつも、団交での協会の言い分はこういうものだった。
曰く「起案文書の説明書きが足りなかった」「締め切りが間近で時間がなかった」「相互のコミュニケーションの問題」云々と。当然、このふざけた回答を巡っては喧々諤々の言い合いになった。いちいち反論するのも馬鹿らしいが一応記しておこう。

「説明書きの足りなかった」ことについては、「ではどこを修正したというのか?」との問いには、それは本人覚えていないとのことだ。おいおい、人の起案文書を破棄しなければならないまでに修正したのならば、どこをどう直したのかくらい覚えているだろう。事実、起案文書そのものは当該が作成したものと同一文書だ。説明書きとやらは自分が手書きしたものとほぼ同じである。勝手に破棄されなければならない理由にはならない。太田常任理事の回答は、その後「2月のことで記憶にない」の一点張りだ。

この間の水内事業課課長代理の組合敵視言動は第2回団交から問題にしており、協会の誠実な対応を求めてきた。2月7日の第5回団交では再度申し入れ、協会の自主的な改善を求めて来たところであるが、協会顧問弁護士から事実があれば個別な事例を示して欲しいとのことであった。この事件はその直後の2月24日に起きた。第6回団交は4月の開催を協会に申し入れてきたが、数度の団交拒否により、やっと第6回団交が開催されたのは7月19日であった。第6回団交の席上でも調査を依頼し、その後書面においても調査・報告を我々組合は協会に求めたが、10月4日の第7回団交においても調査していないとの回答だったことから組合は抗議し、我々組合と協会は10月27日を期限として報告することで合意。しかし、協会は回答期限を一方的に1ヶ月近く引き延ばした経緯はpart 1でも報告した通りだ。
それにしても「2月のことで記憶にない」とは責任転嫁も甚だしい。この間、無駄に調査報告を引き延ばさず、協会が不当労働行為は許さないという姿勢を見せていたなら、こんな事態にはならなかったのだ。

「締め切りが間近で時間がなかった」に関しては、入稿スケジュールを一番把握しているのは作成者である当該であり、スケジュールを把握した上での起案提出だった。また、この事件は当該が起案文書を作成して、印章を押した直後に起こった事態である。作成者がその場におらず、起案者に承諾を得る時間的余裕もない、1分1秒を争うようなタイトスケジュールだったというならわからなくもないが、事実、聞き取り調査を行った場に居てこんな回答を寄越した太田常任理事は「(組合員が)その場に居たかどうかもわからないでしょう」と言い出す始末だ。当該がその場にいたからこそ、これだけの詳細に記録できているのである。何を調査してるんだか、全く出鱈目極まっている。

「相互のコミュニケーションの問題」については何をか言わんや。団交での発言の反訳を挙げよう。

(当該)        でも、少なくとも、事実は認めてるんですよね。こういうことがあったことは。
(太田常任理事)    直したっていう事実は、認めてます。
(当該)        捨てたっていうことも、認めてるんですね。
(太田常任理事)    そうですね。
(当該)        しかし。コミュニケーションが足りないの、水内さんの方でしょう。どう考えても。
(太田常任理事)    それは相互の話ですよね。
(当該)        相互じゃないでしょう。人の起案文書、勝手に捨てて、コミュニケーション取れなんて。そんなふざけた話ありますか。
(協会顧問弁護士)  この件に関しては、水内さんが(当該に)一言あればというところは、それは私もそうだとは思います。
(南部労組A)        そうだと思うの、あなた。
(太田常任理事)   そこは書いてませんでした?
(南部労組K)     責任を転嫁した文書でしかないじゃない。
(太田常任理事)   コミュニケーションのことは、文書で添えたと思いますけど。
(当該)       「しいて言うならば」とかとは、書いてはいますけどね。
(南部労組A)     全般的に、コミュニケーションの齟齬があったみたいな話でしょう。不足だ、みたいな。水内さんが、言うべきだったってことですから。
(太田常任理事)   業務の決済を上げる出発から、相互にコミュニケーション取っていかないと、業務が円滑に進まないですから。
(当該)       コミュニケーション取った結果が、これなんですか? 人の文書を勝手に破棄するのも、コミュニケーションの手段の一つなんですか?
(南部労組A)     実物を見せても、本人には分かんなかったってことですね。見せたんですね。
(協会顧問弁護士)  そうですね。水内さんとすれば、Iさんの了解を取れていれば、それでいいというふうに判断してしまったんだと思います。
(南部労組A)     判断してしまったん、…じゃない、でしょうね。
(当該)       積極的に自分の印鑑を押したものを、回したくなかったとしか思えないですね。

相互のコミュニケーション云々と話のすり替えと苦しい言い訳に終始しようと、仮に当該の起案文書に何か不都合があるならば、当該組合員に話をすればいいだけのこと。協会顧問弁護士の感覚が普通の感覚だろう。彼女が行った起案文書を破棄した行為は悪意を持って行った子供染みた嫌がらせ・排除行為と考えるのが自然だ。

まあ、こんな感じで全くお話にならない。これ以上協会と話をしていても埒が明かない。これから詰めた話し合いになる末吉事務局長の例の“暴行暴言パワーハラースメント”事件についても、協会がこんな調子であるならば推して知るべしである。我々組合が都労委に交渉の場を移すことを決意させた瞬間だった。

自組織の“論理”が一般社会で通用すると思ったら大間違いだ。まずは客観性とは何かという知性と不当労働行為=違法行為は許さないという意志、排除攻撃を受けて困難な状況に置かれている当該の訴えに傾聴するという血の通った感情が喚起されることを協会に期待したかったが、どうやらそれは望むべくもないことだった。

2013年4月1日、当該が末吉事務局長(当時は事務局次長)から罵声を浴びせ続けられた際に、彼はこんなことを言っていた。

(末吉)  お前、何も仕事してないじゃないか! おっさんのくせして文句ばかり言いやがってよう!
(当該)  仕事してないとは何だ。何の根拠があって言っているんだ? 根拠があるなら言え、そうでなければただの主観だろう!
(末吉)  主観じゃねぇよ!自分が言っているから客観的だ!

勿論、当該の主張は主観であることを自覚した上で言っていることだが、業務について客観的な評価基準があるのか否かを問うているのに、自分が言っているから客観的だ!とは恐れ入った。それは君の主観だ。一応、補足しておくと彼は「感情的になっていて覚えていない」らしい。相当感情的になっていたのは確かで、これは当該の記録とも合致する。
こんなことを言うのも、彼はすべて自分が基準になっていることに無自覚か、万能感にでも満たされているのか、だろう。こういう子供地味た人間が協会の事務局長になっていることからも、端から協会に客観性などは期待していなかった。調査方法も回答もこんなレヴェルだろうと想像していたから、然程驚きはしなかった(笑えた)が、協会事務局の愚かしさに恥ずかしさと徒労感が募る。

この他、協会顧問弁護士によると、2013年4月の末吉事務局長(当時は事務局次長)の暴言暴行事件についての関係者からの聞き取り調査が終えたようで、2017年内には組合に集約した結果を提示するとのことだった。*
懇親会時の残業代支払い、職員退職金規程、就業規則変更の際の組合との事前協議、労働者代表の選出のあり方について要求を述べ、第8回団交を終えた。

* 2018年1月4日現在、まだ調査結果は届いていない。

 第8回団体交渉のテキスト反訳をお読みになりたい方は、お名前・所属・目的を明記の上ご連絡ください。PDFファイルをお送りいたします(場合によってはご希望に添えないこともあります)。

…The end

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