[職場闘争]第6回団交報告 part 3 〜2013年の就業規則改定経緯について・「折れたタバコの吸い殻」でわかるものとは…〜

2013年の就業規則改定経緯について

2013年の就業規則改定の際に、職員会議(協会では「事務局調整会議」と呼んでいる)で就業規則改定案を示した後で、協会は事務局職員に無断で勝手に1条を付け加えた。この無断で付け加えられたのは次の条文だ。

(時間外労働等の短縮努力)
第39条 職員は業務の合理化、効率化を図り、時間外勤務、休日勤務を極力少なくするよう努力しなければならない。

これについて、第5回団体交渉で議題として取り上げ、三六協定も未締結(当時)で就業規則変更手続きの違法性は言わずもがな、その条文自体に問題があること、そして、なぜ勝手にそのような条項を付け加えたのか、その経緯を明らかにするように要求し、太田常任理事から2017年3月10日に以下のような回答があった。

 経緯について記した記録はありません。関与した職員に確認したところでは、4年前に遡るのであいまいな記憶であるものの、平成25年3月1日の事務局調整会議で就業規則の改正案を説明して職員に意見を求めた際、ある職員から、「残業は管理監督権者の業務命令によってのみ発生するもので、上司の許可なく勝手に遅くまで職場に残ったり、早朝や休日に出勤することはできないのではないか」という主旨の発言があり、当時の事務局長が後ほど詳細に意見を聞くことを伝えて会議を終えたのではないかと記憶しているとのことでした。
その後、当該職員から「職員は就業時間内に仕事が終わらない事を理由に、上司の許可無く勝手に残業等を行うことは安全管理の観点からも本来あってはならない。職員は就業時間内に仕事が終わるよう努力する義務があるため、その旨を就業規則に明記すべき。」という主旨の意見を受け、条文を追加したようです。
なお、当該追加修正を含めた最終的な就業規則の改正案の全職員への説明についても記録は残っておらず、関与した職員に明確な記憶はありません。

この回答、当時いなかった太田常任理事の記憶による回答ではないのは明らかなので、これは誰が言っていることなのかと問い質したところ、「関与した職員」や「当該職員」から聞いた末吉事務局長の回答とのことだった。では、その「関与した職員」とは誰なのか?との組合側からの問いに対して、太田常任理事は「それは明かす必要ないでしょう」「それは聞いていますが答えません」という返答であった。

おいおい、別に誰が言ったか明らかにしたっていいんじゃないか? 2013年3月1日の「事務局調整会議」でそう発言してるんでしょう? ならば、当該組合員だってその場で聞いているはずなのだし、しかも、就業規則改定に際してそのような意見があって、ナルホドごもっともな御意見として盛り込んだ条項じゃないの? だったら、何も隠す必要などないではないか。

結論から言うと、この回答は、組合から指摘されて答えに窮した協会が、密かに条項を付け加えた事実を正当化するために、何とか言い訳探しをした結果、考えついた“嘘”である。

以下、なぜ嘘であるか、「折れたタバコの吸い殻」の本数を数えてみよう。

折れたタバコの吸い殻 1本目
当該組合員の記録によれば、2013年3月1日の「事務局調整会議」の就業規則改定について、配布された改定案では時間外労働の条項に変更がなかったので、それを巡って職員から何か指摘されることもなく、他の条項についてもこうするべきだ、などという意見は職員から出なかった。後で他の職員に聞いたところでも、そのような意見は出なかったと記憶しているとのことだった。なので、太田常任理事が「関与した職員」の名前を明らかにできないのは当然である。

折れたタバコの吸い殻 2本目
そもそも、第4回団交で要求した2016年11月11日付の就業規則改定変更経緯の詳細についての協会からの文書回答はこのようなものであった。

平成25年3月1日(金) 事務局調整会議において変更案を全職員に配布。末吉事務局次長(当時)より変更点について詳細な説明があり、意見等があれば3月5日の理事会までに申し出るよう話が出された。

平成25年3月5日(火) 平成24年度第5回理事会において議案「公益財団法人への移行に伴う諸規程の変更」で審議され、承認された。なお、理事会当日までに職員から変更案に対しての意見等が無かったため、変更案どおりの内容で承認となった。

これは当該組合員の記録や他の職員の記憶とも合致する。しかしながら、この回答にも「変更案どおりの内容で承認となった」という嘘が含まれている。一体どっちが本当でどっちが嘘なのか? 呆れて物が言えない。

折れたタバコの吸い殻 3本目
因みに、2017年3月10日の回答にある「関与した職員」とされる発言は、2013年3月1日の「事務局調整会議」からだいぶ経った2015年、元職員のY氏が退職勧奨を受けて“自己都合”退職を余儀なくされた数ヶ月後の「事務局調整会議」において、某職員から同趣旨の発言があったことは事実だ。しかし、2013年の就業規則改定とは全く関係のない話である。末吉事務局長は都合よくそれを利用し、また、意図的に混同させるために、このような虚偽回答を行ったとしか考えられない。
「嘘じゃない!」というならば、協会はその職員の名前を明らかにするなり、その職員は名乗り出て欲しいものだ。

折れたタバコの吸い殻 4本目
それにしても、回答の中で「関与した職員」が「あいまいな記憶であるものの」だの「明確な記憶はありません」だのと言っているにもかかわらず、ずいぶんはっきりと明確に、その時の会話を録音していたかのような書きぶりじゃないの。何だか怪しいなぁ。後で話作ったんじゃないの?…と誰しもが思うだろう。(笑)

すぐバレるような嘘をついて逃げられると思っているのが、末吉事務局長のある意味可愛らしいところであるが、「嘘をついてはいけません」というところから、組合に指摘されないと改まらないのかねぇ…。恐らく知らないだろうから、末吉事務局長にはイソップ寓話「悪戯をする羊飼い」や司馬遷の『史記』にある周の幽王と褒姒の逸話を読んで、嘘つきがどういう結末を迎えるか学ばれんことをお勧めする。それに「嘘つきは泥棒の始まり」です。

今回の団交で、この件に関して聞き捨てならなかったのは、太田常任理事がこう宣ったことだ。

「その条文そのものが何か支障があるんですかね。」
「提示した後、もう4年も過ぎているんですよ。」

職員にこのように就業規則を変更すると言った後に、職員に密かに勝手に条文を付け加え、条文を付け加えたことを周知せずに、施行日である2013年4月1日を迎えた…労働基準法違反という事の重大さに全く無自覚か、または開き直っているのである。無責任・無反省にも程がある。いや、2013年の就業規則変更に関わっていて、しかも、組合から追及されて、この“嘘”の報告を行った末吉事務局長が団交から逃亡し、何も知らない太田常任理事に説明させていれば、こういう無責任・無反省な回答にもなるだろう。
加えて言うと、太田常任理事は協会運営に関わる役員・責任者として、つまり協会の代表として団交に臨んで、こういう回答をしているのであれば、当時の事務局(総務課)の不手際というだけに留まらず、協会自体の法令遵守意識がその程度のものであるということだ。いずれにせよ協会の「恥」以外の何物でもない。

職員に黙って、勝手に、無断で就業規則を改変した事実は変わらないし、その言い訳も嘘八百だということが明らかになったし、協会事務局管理職が労働法の知識もなければ、労働者の権利など一顧だにしないという実態が本組合掲示板ブログ閲覧者諸氏によくご理解いただけたと思うので、これ以上この件は追及しない。
2013年の就業規則変更が如何に出鱈目千万なものであったのかは、これまで個別に取り上げてきたが、後程その全体像を俯瞰してみたい。

To be continued…

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